
難聴の種類「混合性難聴」「一側性難聴」
あいち補聴器センター代表天野の東海愛知新聞での連載になります。
ご一読いただければ幸いです。
今回は難聴の種類「混合性難聴」「一側性難聴」をご紹介します。
混合性難聴
伝音難聴と感音難聴どちらもある場合は混合性難聴となります。
老人性難聴は多くの場合は混合性難聴で、感音と伝音の度合いが強いかは人それぞれにより大きく異なるようです。
原因としては中耳炎が悪化して内耳が冒された場合など、いくつかのケースがあり、複雑な聴力や聞こえの場合もあります。
一側性難聴
一側性難聴は、突発性難聴などにより片側の耳が極端に聞こえにくくなっている難聴です。
一般的な原因として、ウイルス感染、メニエール病、聴神経腫瘍、薬剤の副作用、頭部または耳の外傷、その他の原因不明があります。
よく言われる聞こえ方の特徴は、
- 車の中の会話
- 運転していて横からの会話
- 居酒屋のカウンターでの横からの会話
- 聴力が低下している方向からの会話が聞き取りにくい

一側性難聴には、クロス補聴器という聞こえない耳側周辺の音を集め、聞こえる側の耳に誘導して聞き取る補聴器システムが有効な場合があります。
聞き取りができない耳に送信機を装用し、電波で音をもう片側の補聴器まで届けます。
効果の個人差が大きく、クロス補聴器を装用される前には必ず試聴をお勧め致します。
まずは耳鼻科受診をお勧めします
聞きづらいなと感じられた方は、耳鼻科への受診をお勧め致します。
治療等で聴力が回復する可能性、難聴の種類や程度を診断できるのは耳鼻科医のみとなります。

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