漫画「淋しいのはアンタだけじゃない①」感想
吉本浩二さんの漫画「淋しいのはアンタだけじゃない①」の感想です!!
この漫画は【難聴】にスポットを当てて、展開する物語です。
「聴覚」とはなにか?という題材で描かれているこの漫画を読んでみた感想を書きたいと思います。
難聴は他の障害と違って、見た目だけでは分かりにくいということで、呼ばれても気づけなくて無視をしてしまうなど、人間関係にも十分影響してくることが分かりました。
今まで、難聴の方は聞こえないだけだと思っていました。
だけど、実際にはずっと耳鳴りがあることや、雑音のようなものが響いていたりと、私たちが普段聞いている音とは全く異なる音が聞こえていることは初めて知りました。
他に印象に残ったことは、
健常者に自分のことを警戒しないでほしいことからの行動で、『笑顔でいること』が『生きる手段』にしているという方もいらっしゃることです。
元から笑顔なのではなく、警戒心を解くための笑顔の時もあることを知って、複雑な気持ちになりました。
難聴の方に対して、理解を深めて、気遣いもしていくことは大切だと思いました。
吉崎