【お客様の声】一側性難聴の方へのクロス補聴器適用事例【AHAケア事例】

お名前:Yさん
年齢:31歳
性別:男
平均聴力:右3.8dB 左63.5dB
補聴器装用歴あり:耳かけ型(左耳のみ)装用
【お困りな場面】
・左側が聞こえづらいので、意識を集中しないと聞き取りにくい。
・周りがザワザワしている中での聞き取りがしづらい。
【補聴器を使用しての結果】
・以前に比べると職場での左からの呼びかけや聞き取りがしやすくなった!
・これまで非良測耳のみの補聴器装用だったが、クロス補聴器の方が音を聞き取りやすくなった!
AHAケアを通して、どう改善していったか
(AHAケアとは?…AHAケアについて詳しくはこちらからご覧ください。)
【主訴・要望】
左からの呼びかけが苦手で、聞き取りづらく、仕事ほか聞き取りを改善したい。
【AHAケア実施 改善時系列】
1回目ご来店 カウンセリング・これまで左耳に耳かけ型を装用しており、左耳に耳かけ型を試聴貸出、装用測定(音の聞き取り測定)実施。
↓約1週間試聴をして様子を見て頂く。
2回目ご来店 左だけに補聴器をつけたが、音はわかるが余り効果を感じられなかった。クロス補聴器も比較貸出変更、装用測定(音の聞き取り測定)2回目実施。(クロス補聴器とは?)
↓約2週間試聴をして様子を見て頂く。
3回目ご来店 クロス補聴器の方が、左耳のみの装用よりも聞きやすい。クロス補聴器をご注文。耳のフィット感を高めるため、オーダーメイド耳栓も併せて製作。
↓約1週間後
4回目ご来店 クロス補聴器納品。装用感を確かめ、微調整。
↓ご来店
5回目ご来店 調整(以前よりも左側の音が聞こえている。左右のバランスを調整)、装用測定(音の聞き取り測定)3回目実施。
↓今後の予定
言葉の聞き取り(語音明瞭度)の測定を行い、より良い聞こえを届けていく。様子を伺いながら、環境ごとのプログラム(例:電話用の調整など)も追加予定。
【結果】
今回補聴器購入にあたり、これまで同様に左耳のみの補聴器装用とクロス補聴器の比較貸出をさせて頂きました。クロス補聴器(聞こえない耳側周辺の音を集め、聞こえる側の耳に誘導して聞き取る補聴器システム)の方が、仕事ほか苦手とされる左からの呼びかけに差を感じるとのことで、クロス補聴器装用となりました。左右の装用感を高めるため、オーダーメイド耳栓も併せて製作して頂きました。耳に安定して固定が可能なので、落としづらくなり、運動や頭を動かすような動作をしても影響を受けづらくなります。ボリュームも使って頂き、終日装用をされているそうです。今後もご要望に応じて、より良い聞こえを提供できるようアフターサポートに努めて参ります。
クロス補聴器も他の補聴器と同じで一度の調整でご本人様にぴったりの調整ができるというわけではありません。脳が補聴器の音に慣れるのには時間がかかります。ですので、このAHAケアサポートで、時間をかけて補聴器の試聴や調整・測定を行っていくことで、補聴器をつけることにも少しずつ慣れて頂き、その方に合った聞こえに調整させて頂きたいと思っております。
補聴器の試聴貸出について、以下よりお問い合わせ下さい。
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あいち補聴器センター
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