東海愛知新聞連載

難聴の程度を知るには

あいち補聴器センター代表天野の東海愛知新聞での特別連載になります。

ご一読いただければ幸いです。

今回は難聴の程度についてご紹介します。

難聴の程度を知る

難聴の程度を把握する一つの指標として聴力レベルというものが用いられます。 この聴力レベルは聴力検査で測定することができ、その結果はデシベル(dB)という単位で表されます。
ここでいうデシベルとは、二十歳前後の健聴者の聴力を基準値(0デシベル)とし、基準値よりもどれくらい大きい音で聞こえるかを+の値で表したものです。

加齢に伴う聴力の変化
加齢に伴う聴力の変化

軽度難聴 [聴力レベル 25dB以上40dB未満]

囁き声などが聞きづらくなります。TVの音量をご家族と比べて上げがちとなることが多いです。補聴器の早期装用で補聴効果が期待できます。まずはお気軽に補聴器の試聴からをお勧めします。

中度難聴 [聴力レベル 40dB以上70dB未満]

周囲だけでなく、ご自身も言葉の聞き取りを感じづらくなってくると思われます。複数の会話の聞き返しなど日常会話に支障が出ている可能性がありますので、早期装用をお勧めします。

高度難聴 [聴力レベル 70dB以上90dB未満]

何度も聞き返す、会話がかなり不自由されている。TVの音がご家族に比べてうるさいくらい大きいなど普段の生活において不便がかなり多いと思われます。一日も早い装用をお勧めします。
※高度難聴の場合、お耳の障害手帳が交付されるレベルの場合もあります。一度、耳鼻科への受診をお勧めします。

重度難聴 [聴力レベル 90dB以上]

日常会話がほとんどできない。車の走る音にも気づけないなど生活に大きな支障が出ている可能性が高いです。補聴器装用して頂いても言葉の改善が良くならない場合もありまが、環境音(車の走る音)など危機回避のために補聴器装用は有効です。
※重度難聴の場合も、お耳の障害手帳が交付されるレベルの場合もあります。一度、耳鼻科への受診をお勧めします。

【聴力低下は30代から】

聴力低下はご年齢とともにどなたでも起こりうることです。早い方ですと30代から徐々に低下していきます。聴力低下により言葉の聞き分けが困難になり、会話が不自由になっていきます。早期の補聴器装用にて、補聴効果が改善することが期待できます。まずは、自覚しづらいご自身の聴力を把握することが大切となります。

まとめ

自覚しづらいご自身の聴力を把握することが大切となります。
すべては聞こえと笑顔のために!!

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