東海愛知新聞連載第105回【充電式補聴器のバッテリー取り扱いについて(リチウムイオン電池)】

充電式補聴器のバッテリー取り扱いについて

あいち補聴器センター代表天野の東海愛知新聞での連載になります。

ご一読いただければ幸いです。

今回は充電式補聴器のバッテリー取り扱いについてをご紹介します。

寒いと正常に充電できない！！？

新年となり岡崎でも積雪があるほどの寒さが厳しい日が続きますね！

もしかしたらお使いの充電式補聴器の充電がうまくいかないケースが出ているかもしれません。

その原因は気温かも！！電池いらずの取り扱いが簡単便利で、人気のある充電式補聴器のバッテリー取り扱いについてですが、充電式(充電池)は温度に影響をする!?

充電式補聴器は、スマートフォンなどでも使われる「リチウムイオン電池」が搭載されています。

このリチウムイオン電池は、今年ノーベル賞でも話題になったとおり、優れた技術を用いたバッテリーなのですが、少し温度に敏感なところがあります。

5℃未満は充電できない？！

使用適正温度は、5℃～40℃となります。

補聴器を使用または充電する際、安定して動作するには周囲の温度が、5℃～40℃である必要があります。

5℃未満の環境でご使用する際に、補聴器が充電できない、音が出ていない可能性があります。

このような動作が見られた時は充電池が反応していないサインを示します。

手のひらなどを使い、体温で補聴器（充電池）を温めてからご使用ください。

使用にあたり、冬場は暖かい部屋で充電頂き、夏場は直射日光が直接当たらず、使用推奨温度の範囲内でお使い頂けますと幸いです。

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